JR四ツ谷駅北側にある新宿区の小売市場「四谷グリーンマート」(新宿区四谷1)が3月31日で廃止となった。
同市場は、消費者への生活必需品を提供する施設として設置された区立施設で、2005年10月に区の条例により廃止が決定。入居していたクリーニング店や茶店、生花店などのテナントはすでに移転・閉店しており、広い同市場内で営業を続けているのは地下1階に入居する「シローズ」1店のみとなっている。
1996年から営業を続ける同店は、弁当の販売や宅配、ケータリングなどを行う店で、精肉店直営の味とボリュームで四谷界隈のビジネスマンやOLの人気も高い。「(結果として最後の店になったが)それぞれの事情があるからね」と同店店主。
同市場は今年度中の取り壊しが決定している。新宿区消費生活センター担当者によると、取り壊し後に新たな建物が建つことはなく緑地に戻す予定だという。移転猶予期間である現在、同店の移転・閉店時期は未定。
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