神楽坂駅前の「新潮講座神楽坂教室」(新宿区矢来町)に4月23日、「SHINCHO高座『矢来町土曜早朝寄席』」が開場する。
毎月1回、不定の土曜午前中、古今亭志ん朝師匠ゆかりの矢来町に小さな「寄席」が出現する同高座。いろいろな人が出るのが本来の「寄席」だが、この早朝寄席の出演者は毎回1人。
第1回の出演者は、「矢来町の旦那」こと古今亭志ん朝師匠の孫弟子に当たる古今亭始さん。「『新潮』と『志ん朝』、志ん朝師匠の孫弟子で、名前が『始』。全部しゃれです」と新潮講座事務局早朝寄席担当の秋山洋也さん。
古今亭始さんは「大師匠に当たる矢来町の師匠志ん朝には残念ながら間に合わずお会いしたことがありませんが、ゆかりのある矢来町での早朝寄席の第1回に出演させていただき、うれしく思います」と話す。
今後決定している出演者は、第2回=出版社の編集者だった経歴を持つ立川寸志さん、第3回=桂宮治さん。
開催日は、第1回=4月23日、第2回=5月7日、第3回=6月18日。9時30分開場、10時開演。木戸銭は1,000円(予約・前売りはなく当日受付のみ)。席数は50席。
「週末の朝ですし、神楽坂かいわいをブラブラしたいという方にちょっと早めに出掛けていただいて、気楽に寄ってもられば」と来場を呼び掛ける。