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神楽坂の焼き鳥店「鳥半」がリニューアル 異色のジャズバーも併設

店内のジャズバースペース

店内のジャズバースペース

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 神楽坂の兵庫横丁近くにある焼き鳥店「鳥半」(新宿区津久戸町、TEL 03-3266-0291)が6月8日リニューアルオープンした。経営は不動産事業などを手掛けるアンテナ(新宿区四谷2)。

モダンな個室

 今年1月に、前オーナーから創業26年の老舗店の看板を譲り受け、スタッフの入れ替え、ジャズバー・個室の新設など大幅リニューアルを行った。鳥半の歴史を残し、焼き鳥店であり続けたいという思いから、創業当時から使用されているヒノキのカウンターなどは残した。

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 神楽坂は、坂の上で神社が奏でる神楽の音が聞こえたことが地名の由来だとされており、音楽と縁がある街であることから、ジャズバーの設置を決めた。入り口すぐのカウンターを抜けて広がるのは、ジャズレコードが壁一面に飾られた異空間。その場で気に入った音楽やお気に入りのレコードを持ち込んで流すこともできる。シェード部分がシンバルの照明や、ペルー発祥の打楽器カホーンのテーブルセットなど細部にまで遊び心が溢(あふ)れるインテリアも特徴だ。焼き鳥店としては珍しい個室は、銀箔(ぎんぱく)のクロスでモダンな雰囲気が醸し出され、神楽坂の街を写したモノクロ写真なども壁に展示されている。

 大幅に変わった店内の雰囲気に、以前からの常連客からは感嘆の声が上がっており好評だ。同店を任されている鶴見隆太さんは「焼き鳥屋とジャズバーという異色の組み合わせを楽しんでもらいたい。自分だけが知っている秘密のお店として、若い世代の人にもデートや2軒目として利用してほしい」と話す。

 カウンターは12席、ジャズバーはテーブル席12席、個室は6席となっており、接待などの利用も人気。ディナーのみの提供で客単価は5,000円~6,000円。メニューは、ぼんじり、ハツ、せせり、つくね、手羽先、野菜など約25種類の中から、焼き手が選んだおすすめ5種の串盛りと茶わん蒸しのコースがメーン。アラカルトは、皮ぽん、ごまあえ、そぼろ飯、鶏スープなどをそろえている。鳥を丸ごと一羽で仕入れているため、鮮度が高いほか、希少部位なども提供できるという。

 営業時間は16時~22時(ラストオーダー、ドリンクオーダーは22時30分まで)。定休日は第1、3土曜・日曜・祝日。