「千代田のさくらまつり」、10日間で110万人超 募金額も昨年比増に

桜をバックに千鳥ヶ淵に浮かぶボート

桜をバックに千鳥ヶ淵に浮かぶボート

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 千代田区と千代田区観光協会は4月8日、3月27日~4月5日に開催した「千代田のさくらまつり」期間内の千鳥ヶ淵緑道来場者数と募金額を発表した。

(関連画像)限定さくらグッズ

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 同イベントのメーンストリートとなる千鳥ヶ淵緑道。桜並木だけでなく、夜間の桜のライトアップや、ボート場の夜間特別営業などを求め、昼夜を問わず多くの観覧客が集まった。今年の延べ来場者数は、昨年の103万5000人を6万7000人上回る、110万2000人。同区や観光協会は要因として、満開の時期に天候に恵まれたことを挙げている。

 ライトアップ期間中に千鳥ヶ淵緑道で行われた「千代田区さくら基金」の募金額は、454万7,063円と、こちらも昨年の366万2,014円を大きく上回る結果となった。今回集められた募金は、さくらの保全活動や周知活動に充てられる。

 会場内3カ所の観光案内所では老朽化に伴い、伐採された桜から作られた「桜箸」や「コースター」などの限定さくらグッズも販売。中でもコースターは人気が高く、品切れとなる店も。

 1954年より開催する同さくらまつりは今年で61年目を迎える。2009年には過去最高となる120万人が千鳥ヶ淵緑道を訪れた。

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