飯田橋駅近くの「いいだばし萬年堂(まんねんどう)」(東京都新宿区揚場町、TEL 03-3266-0544)が、ひなまつりをモチーフにした限定和菓子を販売している。
ラインアップは、「上生菓子」(330円)、自家製「ひなあられ」(1袋1200円)、ひしもち風に作った「三段高麗餅(さんだんこうらいもち)」(300円)など。お彼岸には「おはぎ」(つぶ、こし、きなこ、各230円)3種類を用意する。
同店一番人気という「御目出糖(おめでとう)」(260円)は、自家製あんに米粉を混ぜて蒸した生菓子。「ご祝儀菓子として、ご婚礼の引き出物、日常のご贈答にお薦め」と樋口さん。次いで人気が高いという「ありが糖う」(260円は、「御目出糖」と同じ製法、ピンク色の白あんで大納言の鹿(か)の子豆をはさんでいる。
「この時期になると男性のお客さまが増え、まとめ買いする方もいる。女性へのホワイトデーのお返しなのか、見た目がかわいいお菓子を購入されていく」と樋口さん。「主に中高年層のお客さまにご利用いただいているが、ホワイトデーなどのイベント時や茶道部の学生さんなど、若いお客さまにも召し上がっていただこうといろいろアイデアを考えている」とも。
ひなまつり限定菓子の販売期間は3月3日まで。お彼岸限定菓子は3月13日~27日まで。営業時間は10時~19時(土曜17時まで)。日曜、祝日定休。