旺文社(新宿区横寺町)が「ザクとうふ」などで知られる大豆加工食品製造販売会社、相模屋食料(群馬県前橋市)と共同開発した「合格だるま豆乳湯とうふ」の売り上げが堅調だ。
同社はこれまでも外食チェーン「天丼てんや」や出版社「PHP研究所」など、出版社や外食チェーンとの共同企画を実施、受験生や語学学習者を応援するタイアップ企画を行っている。同商品は相模屋食料のクリーミーで濃厚に仕上げた豆乳と豆腐を、手軽に楽しむことのできる人気シリーズ「ひとり鍋シリーズ」の一つ。受験生の夜食に合う湯とうふのパッケージに、縁起物のだるまと、「英単語ターゲット1900」のロゴをあしらい、合格祈願仕様へと仕上げた。
同社広報の山縣さんは「受験生や受験生の保護者の方から関心を頂いているようで、堅調な売り上げ。一般的な季節スポット商品に比べ売れているといえる」と話す。
タイアップキャンペーンとして、昨年で30周年を迎えた同社の「英単語ターゲット」シリーズのアプリケーション(600円~650円)をキャンペーン価格(400円)で販売したところ、直前期間比で約2倍の売上本数となったという(販売は既に終了)。「タイアップキャンペーンを行うことでアプリそのものも認知度が高まり、受験生のみならず、社会人のやり直し学習としても活用されているようだ」と山縣さんは分析する。
価格は198円。関東・関西・中部・東北地区のスーパマーケットなどで扱う。販売は2月28日まで。