神楽坂・毘沙門天善國寺裏手に3月13日、「WRAP’N ROOL GRILL&CAFE（ラップンロール　グリル＆カフェ）」（新宿区神楽坂3、TEL 050-1023-9144）がオープンした。店舗面積は約20坪。席数は32席。

　昼は同店が「ラップス」と呼ぶトルティーヤ生地に具材を包んだオリジナルのラップサンド専門店として、夜は世界各国のビールやワイン、料理を集めたニューヨークスタイルのバルとして営業する同店。30代女性をコアターゲットに据え、パーティー需要も狙う。

　ラップスに使う生地は小麦粉を使ったオリジナルのフラワートルティーヤで、プレーンのほかバジルペーストを練り込んだ生地とサルサを練り込んだ生地を用意。包む食材によって生地を使い分け、温めて提供することで香りが立ち、モチモチとした食感に仕上がるという。

　ランチメニューは、7種類の「ラップス」（480円～）とオーダーごとに焼き上げる100％ビーフパテを使った2種類のグルメバーガー（520円～）。サラダ、スープ、フレンチフライ、ドリンクを組み合わせたセットメニューもそれぞれ用意し、全てのメニューはテークアウトにも対応する。

　ディナーメニューは、5～6時間かけて低温でじっくりと焼き、オリジナルのバーベキューソースを塗ってさらに40分ほど焼き上げる「ポークベイビーバックリブ」（1,380円）や生地から手作りするニューヨークスタイルのクリスピーなピザ各種（680円～）、「バッファローウイングス」（880円）、「香草詰めマッシュルームのプランチェ」（680円）、「チーズケサディア」（380円）など。

　ドリンクメニューは、約20種をそろえる世界各国のボトルビール（480円～）やワイン（カラフェ＝1,680円～、ボトル＝2,400円～）、生ビール（ハートランド＝380円～、ギネス＝460円～）、カクテル（580円）など。

　「もともとラップサンドやブリトーが好きで、ラップスを核とした店を開こうと考えていた。世界中から活気のある人たちが集まる場所というニューヨークのイメージからインスピレーションを受け、世界中の酒や料理が一堂に集まる場所、そういった人が集まる場所になれればとの思いから、このスタイルに決めた」とオーナーの近藤裕士さん。

　「ちょっとリッチな気分が味わえる非日常的な空間で、できる限り手作りにこだわった料理をリーズナブルに提供したい。神楽坂という街の中の一つの店だが、ここに来れば普段味わえないものに出合える、日常を忘れられる、リフレッシュしてまた明日も頑張れると思っていただけるような店になれれば」と意気込みを見せる。

　営業時間は、ランチ＝11時45分～15時、ディナー＝17時15分～23時（週末は16時45分から、日曜・祝日は22時まで）。月曜定休（祝日の場合は営業）。