飲食店の運営や設計・施工などを手掛けるスパイスワークス(港区)は2月26日、市ケ谷・左内坂にカキ専門店「かき殻荘」(新宿区市谷田町1、TEL 03-6265-0586)をオープンする。店舗面積は16坪。席数は36席。
日本全国32カ所以上からそのとき最もおいしく食べられるカキを仕入れ、「焼く」「揚げる」「蒸す」などさまざまな調理法で仕上げたカキ料理をメーンに提供する同店。魚介バル「sasaya380」をリニューアルする形でオープンした。30~50代のビジネスマンをメーンターゲットに据え、客単価は3,800円を見込む。
主なメニューは、テーブルにセットされた鉄板を使いバケツで提供されるカキを豪快に蒸し上げて食べる「蒸しかき」(1キロ、1,888円)をはじめ、全国から届く「生カキ」(418円~)、「カキのアヒージョ」「カキフライ」(以上733円)、「マグロほほ肉の竜田揚げ」「カジキマグロのメンチカツ」(以上628円)、「カキ飯」(418円)など。ドリンクメニューは、シャブリ(グラス=619円)、ボトルワイン(2,625円~)、サワー、ハイボール各種(409円)などを取りそろえる。
「カキは生で食べる以上においしい方法があることを当店から発信していきたい。まずはカキ好きの方にお越しいただき、その方がおすすめするカキの専門店として、少し苦手に思われている方やまだお召し上がりになったことがない方にも体験していただければ」と同社広報担当の近藤倫代さん。「カキという素材を理解した上で、飲食していただくための知識も共に知っていただきたい。カキは現代の生活を快適に過ごすための大切な栄養素を兼ね備えているので、カキ好きが多くなることを願っている」とも。
営業時間は17時~24時(金曜・祝前日は翌2時まで)。日曜・祝日定休。