市ケ谷駅近くの左内坂沿いに9月15日、居酒屋「大日本酒場 DNB」（新宿区市谷左内町、TEL 03-5227-8020）がオープンした。店舗面積は25坪。席数はカウンター席とテーブル席、4人用個室を合わせた41席。

オーナーの大橋さんとスタッフ

　店名の由来について、同店オーナーの大橋明子さんは「（D）大事な（N）仲間との（B）場をつなぐ店の頭文字から」と説明。店員と来店客がコミュニケーションをとれる店づくりを目指しており、自分自身が客の立場として行きたい店をつくったという。近隣に名前が似た企業や店があるが「物件よりも先に店名を決めていた。そういう意味でも縁を感じている」と笑顔を見せる。

　主なメニューは、ねぎ間や砂肝、鶏もも、つくねなどの炭火串焼き（137円～）と豚バラ肉でトマトや、長芋、シシトウ、レンコン、シソなどを巻いた南蛮串焼き（189円～）、「俺のきんぴらごぼう」（399円）、「厳選いぶりがっことお漬物盛り合わせ」、日本橋の老舗店「神茂」の「はんぺんの炙（あぶ）り」「さつま揚げ盛り合わせ」（以上609円）など。

　ドリンクメニューは、16種の日本酒（1合935円～）、30種の焼酎、7種の梅酒（以上515円～）、生ビール（578円）、ハイボール（410円～）、サワー（473円～）、カクテル（504円）など。客とのコミュニケーションツールの一つとして、サイコロ2つを振ってぞろ目が出るか、店員とじゃんけんをして3連勝したら、それぞれ角ハイボール1杯が無料になるイベントも用意する。

　近隣のビジネスマンをターゲットに据え、客単価は約3,500円。「店内のBGMが聞こえなくなるくらい盛り上がっていただければ」と大橋さん。「まずは同業態で3店舗を目標に、その後はバー業態も立ち上げたい」と意欲を見せる。

　営業時間は16時30分～23時。今月22日より、ランチ営業（11時30分～14時ラストオーダー）も予定している。