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曙橋に和食とフレンチの店「吉方聖居」-板前とシェフの2人が独立

和食とフレンチの店「吉方聖居」で和食担当の若杉剛司さん(右)とフレンチ担当の木元翔太さん

和食とフレンチの店「吉方聖居」で和食担当の若杉剛司さん(右)とフレンチ担当の木元翔太さん

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 都営新宿線曙橋駅近くに5月8日、和食とフレンチの店「吉方聖居(きっぽうしょうい)」(新宿区住吉町、TEL 03-3354-7766)がオープンした。

フレンチレストランを思わせる店の入り口

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 店舗面積は15坪。席数はカウンター席7席とテーブル席10席を合わせた17席。赤を基調にフランスをイメージした入り口には「吉」の古代文字をエッフェル塔と料理をのせる皿にデザインした店のロゴを施し、店内にはイチョウの一枚板のカウンターを配置した和の空間が広がる同店。近隣のビジネスマンや住民をターゲットに据え、2人のシェフが旬の食材を使った和食とフレンチ、両者を融合させた料理を提供する。

 店を切り盛りするのは、以前勤務していた和食店と、その系列店であるフランス料理店でそれぞれ腕を振るってきた和食担当の若杉剛司さんとフレンチ担当の木元翔太さん。当時からの「将来一緒に店を開ければ」という夢を今回実現させた。九星気学から出店場所や出店時期を決めたという2人。店名には「お客さまにとって良い方角『吉方位』になれれば」という思いを込めた。

 ディナーメニューは現在、オープン記念コース(3,900円)のみ。サーモン西京焼き、ミョウガの甘酢漬け、タイの手まりずし、ニンジンのムース、鶏のリエットなどの前菜盛り合わせ、温前菜「フォアグラのソテー 大根添え」、メーン「茨城県産豚ロースト はちみつソース」、デザート「サツマイモのモンブラン アーモンドクリーム 牛乳のソルベ添え」、エスプレッソで構成する。

 ランチタイムは、週替わりのワンプレートランチと「翔太シェフのハンバーグランチ」(以上1,000円)、デザート付ランチ(1,500円)の3種類を用意。ドリンクメニューは、ワイン(グラス=700円、ボトル=3,500円)を中心に、生ビール(600円)、八海山(800円)、焼酎、梅酒、チューハイ(以上600円)、ペリエ、ウィルキンソン ジンジャーエール、ウーロン茶(以上500円)など。客単価は5,000円~1万円を見込む。

 店内には若杉さんの兄で書道家のMAAYA SHOさんの作品もディスプレー。ロゴのデザインも手掛けたほか、店のオープンを祝いカウンター席の前には「始まり」の意味を込めた作品「一」を贈った。

 「お客さまが、居心地がいい、幸せな気持ちになって帰っていただける店、ゆったりとくつろいでいただき、この店に来たら幸せな気持ちになれるなと思っていただける店になれれば」と木元さん。ディナータイムのオープン記念コースは5月末までの提供で、6月以降は新たなコースメニューとアラカルトを提供していくという。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分(平日のみ)、ディナー=17時30分~22時(以上ラストオーダー)。日曜・祝日定休。

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