神楽坂で来年3月、食べ飲み歩きイベント「食べないと飲まナイト」の第2回が開催されることが決まった。
「食べないと飲まナイト」は、参加者に飲食店をはしごしてもらい、これまで知らなかった店の開拓や気になっていた店に気軽に立ち寄る機会を提案する街の活性化イベント。参加者は5枚つづりのチケットを購入し、対象店舗で提示することで、各店が設定したドリンクとフードがセットになった特別メニュー「食べ飲まセット」が提供される。
東京・上野から始まった同企画は、広島、赤坂、鳥取と展開を広げ、神楽坂では昨年10月に第1回を開催。41店舗が参加し、30~40代の男女を中心に3日間で延べ約1万人が訪れ成功を収めた。
神楽坂での開催を仕切り、自身も神楽坂で飲食店を展開するアントレスト(新宿区矢来町)の有村壮央社長は「神楽坂の良さを、飲食店をはしごして回ってもらうことにより一人でも多くの人に感じてもらいたいと感じて始めた企画。2回目の開催時期は決めていなかったが、第1回の参加店舗や参加者から『次回はいつ?』という問い合わせも多く、皆さまに望まれているイベントだと再認識し、第2回の開催を企画した」と説明する。
第2回の開催日は2013年3月3日~5日の3日間。規模を拡大し、参加店舗50店舗、参加者数延べ1万2500人を目標に掲げる。
「前回の反省を生かし、参加店舗の理念の統一と一体化を図り、『チーム神楽坂』で神楽坂の良さを皆さんに提案していければ」と有村さん。現在、参加店舗を募っており、11月6日に店舗向け説明会を開く。