神楽坂・本多横丁に面した路地に10月5日、鉄板焼きダイニング&ワインの店「彩(さい)」(新宿区神楽坂4、TEL 03-6457-5414)がオープンした。
オーナーシェフの安部太郎さんは、赤坂のホテルや銀座の鉄板焼き店で腕を振るった経験を持つ。同店の場所は、隣接する料亭「牧」の別館として使われていた場所。耐震補強工事を行うタイミングで別館を閉めた場所に、縁あって同店の入居が決まった。気軽に足を運ぶことができる鉄板焼きの店として、ランチは女性をメーンターゲットに、ディナーは女性やカップル客の取り込みを図る。
店舗面積は17坪。席数はカウンター席9席とテーブル席を合わせた17席。ターゲットである女性客を意識したという店内は、オフホワイトと木目調を基調に落ち着いた雰囲気に仕上げた。
メニューは、6,000円・8,000円・1万円の3つのコースのほか、アラカルトでも提供する。極上サーロインステーキ(80グラム、2,940円~)や極上フィレステーキ(同、2,415円~)、シーフード(998円~)、鮮魚のカルパッチョ(1,150円)、フォアグラのソテー(1,995円)など、「ワインに合う一品」を取りそろえる。ランチメニューは、「本日のシーフード」(1,155円)、「ハーブ三元豚のカツレツ」(1,260円)、「牛タン丼」(1,365円)、「彩オリジナルハンバーガー」(1,575円)など。
ドリンクメニューは、約50種をそろえるワイン(グラス700円~、ハーフボトル2,100円~、フルボトル4,200円~)が中心。客単価は7,000円を見込む。
特別な日だけではなく普段使いができる店として開いた同店。安部さんは「敷居の高いイメージを持たれる鉄板焼きだが、どなたでも気軽にお越しいただける鉄板焼きの店になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時(共にラストオーダー)。日曜定休(祝日は要確認)。