神楽坂・牛込天神町交差点近くの路地に8月31日、そば店「蕎楽亭 もがみ」(新宿区中里町、TEL 03-6326-2330)がオープンした。
店舗面積は10坪。席数はカウンター6席とテーブル席を合わせた16席。神楽坂の名店「蕎楽亭」で修業を重ねた最上はるかさん(26)が店主を務める同店。会津産のそば粉を使った手打ちそばと一品料理を提供する。
漠然と飲食の道に進みたかったという最上さんは、大学3年生の就職活動の時期に「そば」の道に進むことを決意。まずはアルバイト、卒業後は社員として修業させてほしいと神楽坂の名店「蕎楽亭」の門をたたいた。アルバイト期間を含めた約6年の修業期間を経て今回独立。これまで「蕎楽亭」から独立し、名前を冠することを認められたのは数人しかおらず、女性では最上さんが初となる。
主なメニューは、ざる(ネギ・ワサビ付き830円、ワサビ抜き780円)、おろしそば(1,000円)、トマトそば(1,050円)、かけ(780円)、肉そば、卵とじ(以上1,000円)など。板わさ(550円)、会津産馬刺し(750円)、かも焼き(1,280円)、だし巻き卵(1,050円、ハーフ750円)などの一品料理も取りそろえる。
ドリンクメニューは、白鷹(580円)、獺祭(2,000円)、天明(900円)、央(600円)、花泉ロ万(870円)などの地酒や焼酎(430円~)、生ビール(650円)、ウイスキー(550円)など。地元住民をメーンターゲットに据える。
「そばを選んだ理由は老若男女に愛される料理だから」と最上さん。「たくさんの方に愛される店、幅広い方々にお越しいただき、そば、料理をトータルで認めていただける店になれれば」と笑顔を見せる。
営業時間は、平日=11時45分~14時(月曜・火曜のみ、売り切れ次第終了)、17時~22時30分(最終入店)、日曜・祝日=11時45分~夕方。土曜定休。