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一番町に手打ちそば店、昨年末閉店の「一番町 吉田」店主がプロデュース

手打ちそば「一番町 正」の従業員の皆さんと吉田伸一さん(左)

手打ちそば「一番町 正」の従業員の皆さんと吉田伸一さん(左)

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 昨年末で閉店した手打ちそば店「一番町 吉田」(千代田区一番町)が4月17日、元店主・吉田伸一さんがプロデュースを手掛ける「一番町 正(しょう)」(同、TEL 03-5211-6188)として新たにオープンした。

手打ちそば「一番町 正」店内の様子

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 「一番町 吉田」として28年間営業を続けてきた同店。売り上げが落ち込んだこと、若い世代への味や技術を伝承するには意欲があり、年齢的にも若い方が良いという吉田さんの思いから、閉店を決めたが、現在のオーナーとの縁から、吉田さんの味を引き継ぐ「一番町 正」として生まれ変わった。

 従業員は一新したが、メニューや内装はほとんど以前と変わらず、そばは国産そば粉を使った手打ちの二八そばを提供。「夜型の店」を新たなコンセプトに、ワインやシャンパン、カクテルなどアルコールメニューの充実を図ったほか、4,000円からの「おまかせコース」や季節ごとの飲み放題付き企画も用意。客単価は以前の1万円~1万5,000円を大幅に下回る5,000~6,000円に設定した。

 主なメニューは、薄揚げや錦糸卵、ニンジン、ゴボウ、シイタケなど7種類の具材を載せた「錦そば」(1,260円)や真空調理したカモを使った「かもせいろそば」(1,680円)、刻んだ薄揚げと鴨の塩蒸しを載せた「きざみそば」(940円)、「せいろ」(630円)、「和風カニシューマイ」「トマトサラダ フレンチドレッシング」(以上1,050円)など。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた21席。

 「店構えは高級感があるが、気軽に使っていただける店。以前のお客さまはもちろん、女性客、若い世代のお客さまにもお越しいただければ」と同店の山崎雅之さん。同店は現在プレオープン中で、指南役として吉田さんも店に立つ。

 営業時間は15時~23時(プレオープン中は変動あり)。日曜・祝日定休。

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