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神楽坂に前菜に特化したフレンチ新店-新ジャンルの確立目指す

白色を基調とした清潔感のある「ボン・グゥ 神楽坂」店内

白色を基調とした清潔感のある「ボン・グゥ 神楽坂」店内

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 神楽坂駅近くに3月13日、「ボン・グゥ 神楽坂」(新宿区矢来町、TEL 03-3268-0071)がオープンした。

シェフの野口尚人さんとスタッフの皆さん

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 麹町のフランス料理店「オーグードゥジュール」グループの岡部一己さんがプロデュースする同店。メーン料理を置かずに前菜に特化し、好きなものを好きなボリュームで提供する新ジャンル「フレンチ前菜食堂」として同店を立ち上げた。

 前菜は冷菜、温菜それぞれ約10種類を用意し、ボリュームを3段階に設定。主なメニューは、「生ハムと春野菜のヨーグルトシーザーサラダ」「魚介のフリットとルッコラのサラダ」(以上ハーフ=800円、レギュラー=1,500円、ダブル=2,800円)、「フォアグラと豚肉のパテ」「ムール貝と大粒アサリのワイン蒸し」「じっくり煮込んだ牛ホホ肉のコロッケ」(以上ハーフ=900円、レギュラー=1,600円、ダブル=3,000円)など。

 このほか、前菜5品を盛り合わせたボン・グゥ盛り(2,900円、ハーフ=1,600円)や本日のフレンチパスタ(1,400円)、デザート(500円~)、ランチタイムには野菜中心の前菜盛り合わせとスープ、フランス風ピザ「タルトフランべ」をセットにしたボン・グゥランチ(1,000円)を用意する。

 ドリンクメニューは、スパークリングワイン(グラス=600円、ボトル=2,800円~)、赤・白4種類ずつ用意するワイン(グラス=500円~、キャラフェ=1,500円~、ボトル=2,800円~)、ビール(500円)、カクテル(600円)など。40~50代をメーンターゲットに据え、客単価は3,500~4,000円。

 「フレンチのコースは重く、時間もかかる。前菜の軽さや食べやすさ、ヘルシーさも含めて前菜というライトなメニューに集約した」とシェフの野口尚人さん。「まずはこういう店があることを認知していただき、新しい業態として確立したい。お客さまの声を聞きながら、時代や地域に合わせ、流行に流されない、長生きできる店を作っていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~22時30分(ラストオーダー)。月曜定休。

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