都営新宿線曙橋駅近くの台町坂に11月3日、フレンチの新店「A demain(ア・ドゥマン)」(新宿区市谷台町、TEL 03-3353-6708)がオープンした。
店舗面積は14坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた30席。新鮮な魚介と鎌倉野菜をメーン食材に、王道のフレンチをアラカルトで提供。生野菜を味わう手段としてバーニャカウダーや付け合わせとしてのパスタなど、イタリアンの要素も加える。
同店の「売り」の一つでもあるカキは、1年中通して提供する。使用する瀬戸内産の「1年ガキ」は、通常2~3年かかるところ1年で大きく育ち、火を通した時の身の縮みが少ないのが特徴。生カキ、焼きカキ(以上1個340円)のほか、ジェノベーゼ焼き、ガーリック焼き、グラタン焼き(以上350円)などを取りそろえる。
主なメニューは、旬の鎌倉野菜を使ったグリル(950円)やバーニャカウダー(1,200円)、北海アサリとカキの白ワイン蒸し(1,200円)、牛・豚・鶏のグリル(2,000円~)、魚のグリル(1,600円)、ブイヤベース(1人前1,800円~)など。ランチタイムには、スープランチ、グラタンランチ、パスタランチ(全て950円)を用意する。
ドリンクメニューは、ワイン(グラス=500円、カラフェ=1,500円~、ボトル=1,700円~)を中心に、生ビール(500円)、コーヒー、エスプレッソ(以上400円)、カフェラテ、カプチーノ、紅茶(以上500円)など。子どもから年配客まで幅広い層をターゲットに据え、客単価は3,000~4,000円。
曙橋への出店について、「山の手内で、地域の方に来ていただけるような住宅地を探した」とオーナーシェフの大谷昌也さん。「箱(店)と料理は決まっているので、お客さまが店を作ってくだされば。子ども連れがにぎやかに食事をしているのも絵になれば、それでいい」と笑顔を見せる。
営業時間は12時~14時、18時~22時30分(以上ラストオーダー)。月曜定休(木曜はランチ休業)。