靖国神社の夏の風物詩「みたままつり」始まる-自家発電による節電も

靖国神社で第65回「みたままつり」が始まった

靖国神社で第65回「みたままつり」が始まった

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 靖国神社(千代田区九段北3)で7月13日、夏の風物詩の一つとして親しまれている「みたままつり」が始まった。

露店がずらりと並ぶ参道

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 1947(昭和22)年から始まり今年で65回を数える「みたままつり」。期間中、境内には大小3万個を超えるちょうちんや懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられ、本殿では毎夜、英霊を慰める祭儀が執り行われる。

 今年は首都圏での電力需給の現状を踏まえ、ちょうちんの点灯時間を例年より短縮した18時~21時30分とし、3万個のちょうちんのうち3分の1の電力を自家発電によって賄う。さらに、電球の一部はLED電球に交換し消費電力を抑える。

 「みたままつり」には毎年30万人の参拝者が訪れ、毎年家族連れや外国人、仕事帰りのビジネスマンなど老若男女問わず多くの参拝客でにぎわいを見せる。初日となったこの日は、江戸芸かっぽれや吹奏楽パレード、都内で最も早い盆踊り大会などが行われ、浴衣姿のグループや家族連れ、仕事帰りのビジネスマンなど多くの人たちが祭りを楽しんでいた。

 境内では期間中、みこし振りや青森ねぶた、つのだ☆ひろさんによる奉納特別野外コンサートなど50種もの奉納芸能が繰り広げられるほか、光に包まれた参道には200店もの露店が軒を連ねる。

 開催は16日まで。同神社のホームページでは期間中、昨年に引き続き境内のライブ映像を配信している。

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