JR飯田橋駅西口近くの「仙台牛たん 気仙沼ホルモン 宮城三昧 田なか屋本店 飯田橋」(千代田区富士見2、TEL 03-3261-7030)を経営するオフィスタナカの代表・田中修平さんが4月10日、仙台店のスタッフとともに宮城・牡鹿半島で炊き出しを行った。
仙台市内・広瀬通りでもつ鍋店、都内では飯田橋と渋谷で「仙台ブランド」の店を展開している同社。田中さんとスタッフは石巻や女川、牡鹿地区周辺を下見し、より物資の少ない場所として牡鹿地区での炊き出しを実施。鶏つくねと豚バラ、野菜をたっぷりと使った鍋と豚汁、照り焼きチキンを約60人に振る舞った。
被災地では肉や野菜が手に入りにくくなっているため、今回のメニューは「本当にみんな喜んで食べてくれた」という。
今回の震災では福島、宮城、岩手の沿岸部の被害が大きく、宮城でも女川町、南三陸町、気仙沼市が壊滅状態となっている。仙台店も震災直後から営業できない状態が続いていたが、飯田橋店との取引がある東京の食肉業者の冷凍トラックを使い東京から食材を運び込み、3月21日に営業を再開した。
飯田橋店では現在、店頭で義援金を募っているほか、「牛たんの塩焼き定食」(1,200円)を「頑張ろう仙台」価格として980円で提供している。
営業時間は11時30分~14時30分(ラストオーダー)、17時~24時。