外濠公園周辺の桜、見頃に-場所取りや夜の花見宴会は激減

桜の見頃を迎えた外濠公園

桜の見頃を迎えた外濠公園

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 4月6日にソメイヨシノの満開が発表された東京都心。外濠公園の桜も見頃を迎え、花見客の目を楽しませている。

美しい桜の様子にカメラを構える人も多い

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 JR飯田橋駅からJR四ツ谷駅周辺まで、中央線に沿って続く外濠公園は約2キロにわたって土手が遊歩道になっている。その両側には多くの桜の木が植えられており、桜の時期には、四ツ谷駅周辺の企業に勤務するビジネスマンや大学生、地元住民など毎年多くの人たちが訪れる花見スポットの一つ。

 各地で花見の自粛ムードも漂う中、同公園では花見宴会の自粛を促す看板などはなく、公園内には花見客用のゴミステーションや簡易トイレも設置されている。昼時にはOLやビジネスマンらのグループがビニールシートを広げ桜の下でランチを楽しむ姿や、携帯電話やデジカメ、プロ顔負けの機材などで思い思いに撮影を楽しむ姿も見受けられる。

 例年であれば、夜の宴会や夜桜見物でにぎわいをみせる同公園だが、今年は静かな様子。場所取りしていた男性は「こんな時なのでやるかどうか検討もしたが、会社として毎年、しかも同じ場所でやっていることなので…。2、3日夜の様子を見に来たが、照明もついているし、花見をしている人もいたのでやることにした」と話す。「毎年、前日の夜には場所取りしなければいけないが、今年はその心配もいらなかった。(夜の花見客は)いつもより圧倒的に少ない」とも。

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