2006年12月に惜しまれつつ閉店した神楽坂の老舗喫茶店「巴有吾有(パウワウ)」(新宿区神楽坂2)が来年1月、1週間限定で復活することが決まった。
同店は、アートギャラリーも兼ねた喫茶店として神楽坂通りで35年営業を続けてきた喫茶店。神楽坂通りに面して立つ山小屋風の一軒家で、現在工事が進められている東京理科大学の神楽坂地区再構築計画により閉店した。
今回の企画は、当時のスタッフである宮川弘之さんや渋川秀さん、オーナーの夫人で陶芸家の林みちよさんらによるグループ展。会場となる浅草橋のギャラリースペース「lucite gallery(ルーサイト ギャラリー)」(台東区)の1階を展示スペース、2階を飲食スペースとして開催する。
渋川さんは「今回の会場は日本家屋なので、洋風から和風に変わった『巴有吾有』になる」と話し、期間中は宮川さんと渋川さんがコーヒーを提供。器や藍型染め、写真などさまざまな作品を展示する。
開催期間は1月10日~16日。営業時間は11時~19時。