神楽坂駅近くの神楽坂通り沿いに10月23日、福井県のアンテナショップ「若狭路ショップ」(新宿区神楽坂6)が期間限定でオープンする。
福井県の南西部に位置する敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、おおい町、高浜町の6市町から成る「若狭路」。神楽坂と福井県とは、江戸時代、神楽坂・矢来公園近くに若州小浜藩邸があった縁から、福井県に関するイベントも度々開催されている。
店内では、昆布やかまぼこ、へしこ、サバずし、米、サバカレー、菓子など200種類以上の特産品を販売。若狭路へのアクセスや歴史などをパネルで紹介するほか、ガイドマップやパンフレットなども配布する。
期間中、若狭東高校による、オバマ大統領の祖母から贈られたという緑豆を使ったクッキーやあんこの試食・販売(10月23日・24日)や、小浜水産高校によるエチゼンクラゲを使った「えくらちゃん潮羽二重餅」、サバカレーの販売(同30日・31日)など、地元高校生による実習製品の紹介なども行われる。
これまでに神楽坂で行われた福井県に関する催事は数日間のものが多く、約1カ月という長期間での開催は今回が初。福井県嶺南広域行政組合事務局の畠中隆之さんは「ゆっくりとじっくりと見ていただき、その中で情報発信していきたい」と話し、「神楽坂は若い方から年配の方まで老若男女、幅広い層の人たちが訪れる街なので1人でも多くの人たちにお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時~18時。11月21日まで。