四谷三丁目駅近くの新宿通り沿いに8月31日、カフェ「kokocara(ココカラ)」(新宿区四谷3、TEL 03-6380-4404)がオープンした。
「30歳になる前に店を持ちたいと思っていた」というオーナーの東瑠美さん(29)と渡辺沙織さん(29)は大学時代からの友人同士。四ツ谷に出店場所を決めた理由について、東さんは「毎日忙しく働く人たちがホッとできて体にも優しい料理を提供したいと思い、オフィス街の物件を探していた」と話し、「kokocara(ここから)元気になってもらえる食事と空間」をコンセプトに「『大切な人に毎日こんな食事をしてもらいたい』という気持ちで毎日一つ一つ手作りしている」という。
店舗面積は16坪。席数はカウンター5席とテーブル席を合わせた22席。木のインテリアと白色を基調とした店内は、家具職人の知人の協力の下、塗装などできるところは自分たちで手作りし、温かみのある空間に仕上げた。
メニューは、「米粉ピザ」「米粉グラタン」「いなりコロッケ」(以上720円)や大豆肉を使った「油淋鶏(ユーリンチー)」(620円)、乾物を使ったサラダ(420円)など。ランチタイムには、3種のメーンから1品、5種のデリから3品、玄米か白米、スープ、ドリンク、デザートをセットにした定食(900円)も用意する。
カフェメニューは、コーヒーや紅茶、自家製ジュースなど。アルコール類はビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、梅酒、カクテルなどを取りそろえる。20~40代の男女をメーンターゲットにとらえ、客単価は、ランチ=900円、ディナー=2,000円。
東さんは「コーヒー1杯、ビール1杯でも気軽に立ち寄ってもらえる店。疲れた心と体をリセットできるようなメニューと空間を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時30分~23時30分。日曜・祝日定休。