アディダス ジャパン(新宿区矢来町)は、現在開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)での日本代表の躍進を受け、日本代表ジャージーをはじめとする関連製品の販売状況を発表した。
同社の発表によると、首都圏アディダス直営店におけるカメルーン戦前週と翌週の関連製品の販売状況は平均して約3倍以上。カメルーン戦、デンマーク戦などの試合当日の日本代表ジャージーの売れ行きが最も高く、パブリックビューイングに着ていくなどの「目的買い」が多かったという。代表ジャージーのほか、ナンバーTシャツや対戦国Tシャツ、応援用のタオルマフラーなどがよく売れており、グローバル展開しているチャリティーアクセサリー「UMU」も好調な売れ行きを見せている。
初戦カメルーン戦勝利以降、首都圏内の直営店では来店客から喜びの声が寄せられるほか、関連商品の問い合わせが増加。代表ジャージーの在庫有無や関連商品の在庫確認が多くなっており、一部店舗では選手のマーク入りユニホームが追加納品待ちの状況も。
オランダ戦の試合当日は、渋谷の直営店に7,000人を超える来店客があり、通常の数倍以上のユニホームを販売。原宿でも一部選手を除き、マーク入りユニホームが完売するなど、各店舗を通じて多くの客が日本代表ユニホームを買い求めた。
新宿かいわいのスポーツ用品店に問い合わせたところ、18番・本田圭佑選手の人気が高くナンバー入りユニホームがすぐに手に入らない状況。同選手への注目の高さがうかがえる。