新宿区市谷山伏町の市谷小学校で8月25日、2学期がスタートし、約1カ月間の夏休みを終えた児童らが元気に登校した。
今回は、国内でも感染が拡大する新型インフルエンザに配慮し、通常体育館で行っている始業式を校庭に移して実施。全校生徒560人が出席した式で高橋康夫校長は「今日から2学期、健康で安全に楽しい学校生活を送ってください」と話し、児童代表らが夏休みの思い出や2学期の抱負を発表した。
区教育委員会は、2006年度から子どもたちの「確かな学力の育成」への取り組みを行っており、夏休みの短縮もその取り組みの一つ。夏休みを短縮したことで増えた年間授業日数を通じ、子どもたちがゆとりのある教育環境の中で、より一層分かりやすい授業や細かな指導を受けられるよう推進している。
区ではこの日、区内にある29の小学校と11の中学校、1の特別支援学校で一斉に2学期がスタートした。