牛込消防署(新宿区筑土八幡町)は7月16日、「住宅用火災警報器」設置を富士山頂からPRするための登山を実施した。
今回PRを行ったのは、同署早稲田出張所(早稲田鶴巻町)の菊池中隊長率いる一部員の7人。非番日などを利用して登頂し、持参したのぼり旗と横断幕によるPRと「住宅用火災警報器の設置100%」を祈願した。当日は天候にも恵まれ、多くの登山客の注目を集めたという。
住宅用火災警報器は、火災による煙や熱を感知し、火災の発生を警報音や音声で早期に知らせる機器。すべての居室、台所、階段への設置が必要で、防災設備取扱店や電気器具販売店、ホームセンター、家電量販店などで購入することができる。
東京消防庁管内では、新築・改築住宅については2004年10月1日から、既存住宅については2010年4月1日から設置が義務化されている。
同署では、今回の富士山頂PRのほか、同署の人気マスコットキャラクター「モーモ君」を活用したポスターや、管内のイベントや訓練の際に使用する横断幕、ホームページ上などで設置の推進を呼び掛けている。