四谷・杉大門通りに7月23日、タイ料理居酒屋「ばん辛屋(ばんからや)」(新宿区舟町、TEL 03-6457-4822)がオープンした。運営はアジアンダイニング「沌」(千代田区飯田橋3)とタイ家庭料理「コンケーン」(平河町)を手がけるセブンベル(葛飾区)。
物件に合わせた業態で店舗展開を行うという同社では、今回の物件のコンセプトを「気取らずに酒と料理を楽しんでもらう店」と設定。店名を日本人になじみやすい雰囲気の「ばん辛屋」と名付け、日本ならではの「一手間」をかけて質を上げたタイ料理「ジャパニーズクオリティータイフード」を提供する。店舗面積は36坪。1階カウンター席、2階テーブル席、3階座敷席を合わせて総席数は42席。
メニューは、エビの風味が濃厚な「トムヤムクン」(1,300円)をはじめ、大山鶏を使用した「ガイヤーン」(650円)や「カオマンガイ(炊き込みご飯)」(950円)、「生春巻き」(500円)、「ヤムウンセン」(700円)、「青パパイヤのサラダ」(800円)、「グリーンカレー」(1,000円)、「ガパオ飯」(950円)など。辛さは「マイルド」「小辛」「中辛」「大辛」の4段階で調節も可能。
ランチメニューには、「鶏肉と茄子(なす)のグリーンカレー」(750円)や「鶏挽肉のガパオ飯」(800円)、夏季限定の「冷やしトムヤムクンラーメン」(950円)など約10種類を用意する。
ドリンクメニューは、「生ビール」(500円)や「タイガー 生」(600円)のほか、「シンハー」(500円)、「プーケットラガー」(550円)、「チャーン」(500円)などの瓶ビール、「アラック」「ネプカム」「ネプモイ」「メコン」などアジア各国のアルコール類やサワー(400円~)、カクテル(400円~)、焼酎(400円~)、ワインなど約80種類を取りそろえる。客単価は4,000円台を見込む。
ターゲットは20代後半から40代後半の男女。「3フロアあるのでデートや宴会、お一人ででもいろいろなシーンで利用してもらえれば」と同社店舗開発課マネジャーの中野さん。オープン記念で8月31日まで、「生ビール」「タイガー 生」を半額で提供している。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~翌2時。日曜・祝日定休。