四谷・新宿通り沿いの「サルヴァトーレ」跡に4月27日、メキシカンキッチン「Vida Rosa(ヴィダロッサ)」(新宿区四谷2、TEL 03-5919-7779)がオープンした。経営は、タコス・タコライスなどの専門店「TRICERATOPS」を運営するタイムシェア(目黒区)。
同社新業態となる同店。店名は、「人生」を意味する「Vida」と「バラ」を意味する「Rosa」を組み合わせ、「店にかかわる人々がバラ色の人生を送れるように」との思いを込め、「ファストフード店」に近い業態の既存店とは違った「カジュアルレストラン」として展開する。
店舗面積は30坪。メキシコを訪れた際、メキシコ人建築家ルイス・バラガンが手がけた建築物に感銘を受けたという同社取締役の湯田健さん。「メキシコでの仕事以外引き受けなかったという彼だが、日本で設計したらこうなるだろうと考えた」(湯田さん)店内は、メキシカンピンクと白色、オレンジ色を基調に、スペイン風建築の要素を取り入れた「メキシカンモダン」をコンセプトにした。席数はカウンターとテーブル席を合わせ30席。
メーンメニューは、スタンダードな「ビーフタコス」や「チキンタコス」(各430円)をはじめ、ハラペーニョやパクチーを入れた「メキシカーナ タコス」(580円)、女性に人気が高いという「エビアボカド タコス」(430円)など9種類のタコスと、「オリジナルビーフブリトー」(1,180円)、「ビーフタコライス」(920円)など各4種類ずつのブリトーとタコライス。単品メニューに「オニポテ」を付けたセットメニューも提供する。
ディナーメニューには、コーンチップスにサワー、アボカド、チリビーンズ、自家製サルサを添えた「ナチョス」(780円)やハラペーニョなどが入ったマリネ「生タコのセビーチェ ヴィダロッサ風」(880円)、「グリルチョリソー」(1,180円)などのアラカルトも取りそろえる。
ドリンクメニューは、メキシコビールの「コロナ」「ソル」、「テカテ」にレモン果汁を加えグラスのふちに塩を付けて飲む「ミチェラーダビール」(各650円)やカクテル各種(550円)、ワイン(2,400円~)など。想定客単価は2,500~3,500円。20代後半~30代後半の女性をターゲットに捉え、5月1日からはデリバリー営業も開始する。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ティータイム=15時~17時、ディナー=17時~24時。デリバリーは11時~23時。