新・甲子園球場の「居酒屋風座席」、即日完売に-ぴあが独占販売

新・甲子園球場に新設されたグループシート「三ツ矢サイダーボックス」の様子

新・甲子園球場に新設されたグループシート「三ツ矢サイダーボックス」の様子

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 ぴあ(千代田区三番町)が3月21日から、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に新設されたグループシート「三ツ矢サイダーボックス」の座席チケットの独占販売を始めたところ、即日完売になったことがわかった。

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 「三ツ矢サイダーボックス」は、3塁アイビーシートに設置した4~5人で利用することができるグループシート。居酒屋をイメージしたテーブルのある掘りごたつ形式の座席を採用し、靴を脱ぎリラックスした状態で試合を観戦することができる。席数は17ボックス79席。

 同シートは、内野エリアを覆う「銀傘」の柱周りに設けているため、柱の影で見えづらい席も含まれるが、柱に大型モニターを設置し試合中継を放映。リプレーシーンなどを楽しむことができる。

 この日発売したのは、7月以降の巨人戦を除く51試合。4月7日の広島戦から9月20日の広島戦までの同シートがすべて販売を終了した。

 7月以降の巨人戦・9試合の同チケット発売は、7月10~12日=5月15日10時~、7月31日~8月2日=6月19日10時~、8月29~30日=7月9日10時~で、「電子チケットぴあ」での独占販売を行う。

 阪神甲子園球場は、銀傘の架け替えや耐震補強、座席の改良・新設など2007年のシーズン終了後から大規模なリニューアル工事を進めている。2010年3月に、外周整備などを終えすべてのリニューアル工事の完了を予定している。

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