三井不動産グループは1月8日、新宿区四谷一丁目に開発中の「三井ガーデンホテル四谷」を3月3日にグランドオープンすると発表した。

浴室・洗面・トイレを独立させたダブルルーム

　全国で14カ所目となる同ホテルは、アンケート調査などから得た女性のホテル利用者の声をもとに、設計、インテリアデザイン、運営方針などを女性スタッフが中心となり計画。非接触型カードキーにより宿泊階に限り停止可能な防犯性の高いエレベーターの採用やベージュ系を基調とした上品で落ち着きのある外観やブラウン系のインテリア、バスタブタイプとシャワーブースタイプに分かれたシングルルーム、レディスフロアの設定のほか、レディスプランなどのオリジナル宿泊プランの提供を予定している。

　四ツ谷への出店について、三井不動産広報部の高橋さんは「同ホテルは首都圏を中心に地方の中枢都市に展開を進めている。四ツ谷はビジネスにもレジャーにも交通のアクセスがよくホテル立地として優れているため出店を決めた」と話し、平日のビジネス利用だけではなく週末のレジャー利用の需要も狙う。

　延べ床面積は約4,570平方メートル。地上11階地下1階建てで、総客室数は123室。地下1階にワインバー＆ショップ「BOTTEGA（ボッテガ） 四谷」、1階にロビーとイタリアンレストラン「PIZZA SALVATORE CUOMO（ピッツァ サルヴァトーレ クオモ）四谷」、2～9階がホテル客室、10～11階が賃貸住居（13戸）となる。

　主な宿泊料金は、シングルルーム＝15,500円～、ダブルルーム＝18,500円～、ツインルーム＝20,000円～。全室標準装備として、26インチ以上の液晶テレビや空気清浄機、100メガバイトの高速インターネット（無料）などを設置する。