東京おもちゃ美術館で「バケツ稲」収穫祭-パルシステム食育企画で

「バケツ稲 収穫祭」の昼食時には家族一緒におにぎり作りに挑戦。子どもたちの笑顔が広がった。

「バケツ稲 収穫祭」の昼食時には家族一緒におにぎり作りに挑戦。子どもたちの笑顔が広がった。

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 関東近郊の1都8県の地域生協で形成するパルシステム生活協同組合連合会(本部=文京区)は10月11日、東京おもちゃ美術館(新宿区四谷4)で「バケツ稲 収穫祭」を開催した。

昔ながらの農機具での脱穀を体験する参加者たち

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 「バケツ稲」は田んぼではなくバケツの中で稲を育てることができるため、都市部やマンションに住む人でも米作りを体験することができる米作りキットで、パルシステムが展開する「100万人の食づくり運動」の食育企画。組合員の家族5,000組が田植えから収穫までの約4カ月間、それぞれの生育条件のもと、水やりや日当たり、防虫対策に気を配りその成長過程を見ながら自ら米を育てる楽しさや難しさを体験した。

 収穫祭には2,000組の応募の中から抽選で選ばれた30組の家族が参加。会場となったおもちゃ美術館の講堂で、各自が刈り取り脱穀した状態で持ち寄った稲の「もみすり」体験や農機具の実演、田んぼに生息する生き物が描かれたバッジが当たる「お米クイズ」などのプログラムを行った。

 昼食では同組合が実施した「100万人のおにぎり大調査」で人気が高かった「鮭」や「梅干し」、「おかかチーズ」などの具材を使ったおにぎり作りを体験。母親に手伝ってもらいながら小さな手でおにぎりを作る子どもの姿や父親が作る大きなおにぎりに驚く子どもの姿などが見受けられ、それぞれの家族がおにぎり作りを楽しんだ。

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