「るるぶ」シリーズに「高尾山」-ミシュラン三ツ星、燃油高の追い風も

食事処などが立ち並ぶ高尾山の参道

食事処などが立ち並ぶ高尾山の参道

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 旅行関係の書籍や雑誌などの出版・販売を手がけるJTBパブリッシング(新宿区払方町)は10月24日、旅行情報誌「るるぶ」シリーズの「高尾山」版を発売する。

新たな観光客層でにぎわいをみせる高尾山(関連画像)

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 高尾山は昨年4月、仏ミシュランが刊行した日本に関する実用旅行ガイド「MICHELIN Voyager Pratique Japon(ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティーク・ジャポン)」で、京都や富士山などと並び最高位の「三ツ星」に選ばれており、訪れる人がこれまでに比べて大きく増加。客層も従来の中高年のハイキング客に加えて、若い女性や家族連れ、外国人観光客など幅広い。

 同社はこれまで、ハイキング情報誌「大人の遠足マガジン」で高尾山の特集を組んだり、ウオーキングガイドシリーズ「大人の遠足BOOK」から「奥多摩・高尾を歩く」「高尾・奥多摩植物手帳」なども発行してきたが、ミシュランの3つ星獲得を機に従来のハイキング客だけではなく新たな観光客層を取り込んでいる点や、燃油高騰によるガソリンの値上がりで公共交通機関が見直され、エコの視点からも電車でアクセスし自然の中を歩くというという時代の流れに合っているなどの点から、観光地としての高尾山の魅力を再発見しようと「るるぶ」スタイルでの発行を決めた。

 ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティーク・ジャポンの星の評価は、その土地、美術館、城、寺院といった施設のみを対象としており、宿泊施設やレストランは対象としていない。調査は、ホテル・レストランガイドの調査員とは全く別のライターが行い、その視点から判断。星の意味は、3つ星=「見逃せない」、2つ星=「とても興味深い」、1つ星=「興味深い」となっている。

 「るるぶ」の編集コンセプトは本来「見る、食べる、遊ぶ」だが、高尾山版では「歩く」という要素にも重点を置き、ハイキングコースや季節の花の見所なども紹介。観光提案や夜景、食事スポット、神社仏閣の人気のおみくじなどの情報も盛り込み、新たな観光客と従来のハイキング客の双方に向けた1冊に仕上げるという。購買客層のコアターゲットは、場所柄を考慮し従来の20~30代女性よりもやや広くとらえる。

 価格は940円。初回発行部数は36,000部を予定。

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