
「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」が7月30日・31日、千鳥ヶ淵ボート場で行われる。主催は千代田区と千代田区観光協会。
1958(昭和33)年に始まった同イベントは、千鳥ヶ淵の夏の風物詩。昨年に続き、全ての灯籠を事前購入制にする。2日間のイベントで約2000個の灯籠が浮かぶ予定。
参加方法は、ボートに乗船して水上から直接灯籠を流す「船上灯籠」(1万円)と、メッセ―ジを記入した灯籠をスタッフが流す「灯籠」(2,000円)の2種類を用意する。「船上灯籠」は、抽選で選ばれた120組(各日60組)がボートに乗船し、船上から直接濠(ほり)に灯籠を流す。購入者は事前購入した灯籠を会場で受け取り、直接願いや祈りを書くことができる。
そのほか、通常は抽選販売となる「船上灯籠」の参加権をセットにした、ホテルニューオータニの宿泊プラン「灯(あか)り舟プラン」も室数限定で用意する。
同協会の戸田さんは「毎年多くの方にお越しいただいているが、近年はインバウンドを中心に年々来場者が増加している。灯籠が織りなす空間は非日常的で、物語のワンシーンのような景色を楽しむことができる。灯籠には、夢や希望、目標など自由に記入いただきたい。ぜひ一緒に幻想的な空間を演出してもらえれば」と参加を促す。
開催時間は19時~20時。観覧無料。申し込み方法は同協会の公式サイトで確認できる。