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麹町に「糀まちカフェ。」 希少米のおにぎりや自然派コーヒーなど提供

「糀まちカフェ。」のおにぎりセット

「糀まちカフェ。」のおにぎりセット

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 おむすびやコーヒーを提供する「糀まちカフェ。」(千代田区麹町6)がオープンして、4月6日で2カ月がたつ。店舗面積は1階・2階合わせて約30坪で、席数は40席。

「糀まちカフェ。」いろどり丼

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 「和食を食べられるカフェを作りたい」と開いた同店。店長の菊池陽子さんは「自然食や体のことを考えたメニューを中心に提供する。『カフェ』という概念にとらわれず、心と体に優しく、皆が集まれる場所を作りたいと考えた。オーナーも私もコーヒー好きなこともあり、オーガニックコーヒーなどにも力を入れる。皆さんに愛されるような店になれれば」と意気込む。

 メニューは、「塩むすび」(230円~)、「昆布むすび」(250円~)、「おかかチーズむすび」(350円~)、「ツナマヨむすび」(400円~)など。おにぎり2個とみそ汁が付く「ランチセット」(1,000円)や、「いろどり丼」(1,200円)なども人気だという。ツナマヨはメカジキを使った自家製のツナを使う。「試行錯誤のうえ、おにぎりに合うツナマヨを研究した。メカジキのツナは臭みがなく、米との相性も良い。そのほかの具材も店で手作りする」とも。

 国産の食材を中心に使い、食品添加物や保存料は「可能な限り控える」という。おむすびは、長野県産の無農薬米「亀ノ尾」など「生産量が少なく市場に出回らない米」を月替わりで使う。塩は、「粟國(あぐに)の塩」「土佐の塩丸」などの海水塩を使って握る。「昔ながらの在来種米は甘みと粘りが控えめで、かみしめるほど米本来のうまみが感じられる。ミネラルが豊富でまろやかな味わいの天然塩が、米の深い味わいを一層引き出す。一度味わうと違いが分かるはず」と菊池さん。

 「オーガニックコーヒー」(500円~)は、手摘み収穫された豆をメキシコなどから直送で仕入れる。そのほか、グラスフェッドバターとMCTオイルを使った「バターコーヒー」(1,000円)など。

 今後はディナータイムも、アルコールを提供する居酒屋としての営業を予定する。「健康を意識したつまみなどを中心に展開する。さまざまなニーズに寄り添うような店になれれば」と意気込む。

 営業時間は11時~15時。

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