
イタリアン「洋食堂 葡萄(ぶどう) 神楽坂」(新宿区神楽坂5、TEL 050-5462-7435)がオープンして、3月7日で1カ月がたった。経営は飲食店を展開する「StyLe(スタイル)」(新宿区)。
同店は2020年に中野にオープンした「洋食堂 葡萄」の姉妹店。予約が取りにくい状況が続いたことから、神楽坂店を開くことにしたという。担当者は「お客さま自身が選んだ料理を、少量多皿で提供する。古民家を改装した隠れ家のような雰囲気の中で、料理やワインをゆっくりと楽しんでいただければ」と話す。店舗面積は約14坪。席数はカウンター14席。料理が仕上がる様子をライブ感覚で見られる。
メニューは6品の「プリフィックスコース」(6,380円)のみ。イタリアで修業を積んだという中里シェフが、季節の食材を生かした料理を月ごとに用意するという。10種類の前菜盛り合わせのほか、リゾットやパスタ、メインやデザートなど、メニューから自由に組み合わせて好みのコースを構成できる。選べるメニューは、「黒トリュフのチーズリゾット」「フェットチーネ 」「牛ほほ肉赤ワイン煮込み」「バスクチーズケーキ」など約30種類。「手間暇かけた料理はバリエーションも豊富で、何度来ても違う内容のコースを味わっていただける」とも。生ハムは特注のスライサーでカットし、パスタは店内で手打ち、パンも店で焼き上げる。
ソムリエが選んだ、料理と相性の良いワイン5種類を含む「ワインペアリングコース」(1万580円)も人気だという。「イタリアやフランスを中心に、世界各国のワインを常時100種類近く用意する。高級感がありながらも、カジュアルでアットホームな雰囲気を大切にしているので、シェフやソムリエとの会話も楽しんでもらえれば。今後は地域に密着したサービスにも力を入れ、さらに多くの方々に愛される店を目指す」と意気込む。
営業時間は17時~23時。日曜・月曜定休。