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神楽坂で青森ファン交流会「温泉と、メロンとロマン」 温泉ソムリエが企画

「温泉と、メロンとロマン」の参加者たち

「温泉と、メロンとロマン」の参加者たち

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 神楽坂のつがる市アンテナショップ「メロンとロマン」(新宿区神楽坂6)で3月8日、青森ファン交流会「温泉と、メロンとロマン」が開催された。企画は、青森県庁から委託を受けた「湯けむり津軽」(青森県弘前市)。

「温泉と、メロンとロマン」の鎌田祥史さん(左)と宮田真梨子さん

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 青森県に興味のある参加者を集い、青森県の魅力を伝えたり、つながりを深めたりする目的で開いた同イベント。約20人の参加者は、メロンを使ったスイーツを食べながら、青森やつがる市への思いを共有した。

 イベントを企画した「湯けむり津軽」の鎌田祥史(よしふみ)さんは、温泉ソムリエとして青森県を中心に活動する。青森県出身の鎌田さんは約7年の東京生活を経て、地域おこし協力隊員としてUターンの道を選んだ。「青森に帰りたいという思いが強くなり、思い立った。以前から湯巡りが好きだったこともあり。温泉ソムリエの資格も取得し、青森の魅力を発信していこうと考えた」と話す。イベントに関して、「温泉や特産品のメロンをきっかけに、青森県やつがる市の良さを知ってもらいたい」とも。

 つがる市地域おこし協力隊の宮田真梨子さんは、つがる市の紹介として、観光スポットや特産品などを取り上げた。「私は東京出身だが、つがる市の魅力に引かれて移住した。今後は観光ツアーなども組む予定なので、青森とつがる市の良さをさらに多くの人に伝えていきたい」と意気込みを見せた。

 その他、オンライン中継でつがる市のメロン水耕栽培の様子を観察。「メロンの通年栽培を目指して、つがる市と県、地元の生産団体で協力し、2020年から温泉などを活用した水耕栽培の実証試験を行っている。収穫したメロンは、土栽培のものと味や糖度も遜色なく、出来が良い」とも。

 鎌田さんお薦めの青森県の温泉施設「屏風山温泉」も映像で紹介した。「青森県は温泉も多く、地元民は温泉好き。老舗の良い温泉がたくさんあるので、ぜひ足を運んでもらえれば」とも。

 参加者からも、「青森の雰囲気が心地良い」「遠くからでも青森のために役立てることがあれば」などの声が聞かれた。鎌田さんは「東京にいながらでも、青森県とのつながりは持てる。このようなイベントが青森県への移住などの参考にもなれば。さまざまな形で、青森県との縁を大切にしてもらいたい」と呼びかける。

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