東京都心で桜が開花-積算温度「600度の法則」は誤差1日

昨年の桜の様子(市ケ谷駅周辺)

昨年の桜の様子(市ケ谷駅周辺)

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 気象庁は3月23日11時、東京都心の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より3日、昨年よりも2日早い開花となる。

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 毎年同庁によって行われる、東京都の桜の開花発表。標本木は靖国神社(千代田区九段北3)のソメイヨシノ。5輪以上が開花した状態が確認されることで同発表が行われる。同神社ホームページでは20日より標本木の桜をライブカメラで配信。現在では、多くのつぼみをつけた桜の木を見ることができる。

 桜の開花予想の統計上の目安としては、2月1日以降の「最高気温」の積算が600度を超えると開花するという「600度の法則」や、2月1日以降の「平均気温」の積算が400度を超えると開花するという「400度の法則」が知られている。

 東京都の最高気温の積算は3月22日の段階で600.9度となり、「600度の法則」から予測される開花予測日とは1日ズレが生じる結果となった。「400度の法則」では数日先の開花予測となっている。

 靖国神社を含む千代田区エリアでは、今月27日より「千代田のさくらまつり」が開催される。ウェザーマップによれば、満開日は3月31日、見頃は3月30日~4月6日。

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