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神楽坂に食品店「夢マルシェ」 居酒屋経営の夫婦が全国の生産者から仕入れ

「夢マルシェ」の國利さん夫婦

「夢マルシェ」の國利さん夫婦

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 食品店「夢マルシェ」(新宿区矢来町、TEL 080-2059-1338)が1月31日、神楽坂にオープンした。経営は國屋(西新宿8)。

「夢マルシェ」で取り扱う野菜

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 新宿区内で居酒屋など飲食店5店舗を展開する同社。居酒屋を経営する中で、産地直送の食材を豊富に扱うことから、小売店としても展開できないかと考えたという。店長の國利結さんは「居酒屋経営を通して、全国各地の生産者とのつながりや強い信頼関係ができた。良いものを多くの方へ、生産者の気持ちと共に届けたいという気持ちも強くなり、小売店業態にチャレンジすることにした。生産者と消費者の中間地点としての役割を担いたい」とオープンの経緯を話す。

 店舗面積は約40坪。店内では、生鮮食品から調味料、菓子や酒類まで幅広く取り扱う。肉類は、兵庫・淡路島のブランド牛「椚座牛(くぬぎざぎゅう)」、熊本県の地鶏「天草大王(あまくさだいおう)」、高知県のブランド牛「四万十ポーク」など。魚類も、日本各地の漁師から直接仕入れ、「ハイパー干物クリエーター」こと藤間義孝さんが営む「干物屋ふじま」の干物なども取り扱う。野菜も全国の生産者から直接仕入れを行う。「当店だからこそ仕入れられる食材がほとんど。ハイパー干物クリエーターの干物も注文が殺到するものなので、当店目がけて足を運ぶお客さまもいる。ぜひ全国各地の食材を気軽に購入いただき、日常に彩りを添えていただければ」と國利さん。その他、富山県で限定販売している「富山ブラックカレー」(930円)などもそろえる。店内にはイートインカウンター(4席)も設け、角打ちや購入品の飲食も可能。

 「地域密着型の店を作りたい」という國利さん。今後は総菜にも力を入れるなど、店の利用用途を広げていくという。「近隣の皆さまの声や要望を可能な限り聞き入れ、店作りにも生かす。魚類に関しても、刺し身のさばきなどのリクエストにも応えていきたい。ぜひ気軽に足を運んでいただき、マルシェに来るわくわく感を楽しんでいただければ」と来店を促す。

 営業時間は11時~21時。

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