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神楽坂に「ビアバー ビター」が移転 100種超のビールそろえる

「BEER BAR Bitter」店内の様子

「BEER BAR Bitter」店内の様子

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 クラフトビールを中心に取りそろえるバー「BEER BAR Bitter(ビアバー ビター)」(新宿区神楽坂6)が8月11日、神楽坂に移転オープンした。

「BEER BAR Bitter」のテーブル席

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 店主の西條真弓さんはベルギービールバー「BRUSSELS(ブラッセルズ)」で11年間経験を積み、2006(平成18)年、津久戸町に同店を開いた。入居する建物の都合もあり、今回の移転を決めたという。

 30年以上ビール業界に携わってきた西條さんは、ビールを「自由で奥が深く、飽きの来ない世界」と表現する。「ビールの間口は広い。以前は先人たちが作った伝統的なスタイルのビールが中心ではあったが、最近では先進的な取り組みなどもさまざま。双方を行き来してその歴史に思いをはせるのも楽しみ方の一つ。比較的短い期間で造れることも、造り手が積極的に挑戦する背景にあるのでは。ブルワリー同士や国を超えてのコラボレーションも多く見られ、多様化が進んでいる」とも。

 新店は以前の店よりも広く、店舗面積は18坪。カウンター9席のほか、テーブル席やスタンディングスペースも用意する。店内には冷蔵システムを導入し、アイランドサーバーを設置した。ランプシェードは「いつか新店を開く際に使いたいと長年願っていた」という「record(レコード)」のもの。廃材を使っており、切れ込み部分などが特徴。西條さんは「前の店のイメージも引き継ぎつつ、明るいイメージになるよう仕上げた。木調の穏やかな雰囲気を楽しんでいたければ。看板はないが、一歩店内に入ればすてきな空間とおいしいビールが待っている。神楽坂の街を楽しみながら、ゆっくりとしたひとときを過ごしてもらえれば」と来店を促す。

 4~5種類のタップビールのほか、ベルギー、アメリカ、スウェーデン、オーストラリアなどを中心に100種類以上のビール(800円~)を取りそろえる。「日本のクラフトビールも積極的に取り入れる。定番のビールから新しいブルワリーの銘柄まで、私がおいしいと感じたビールを紹介していきたい」と意気込む。西條さんが直近で注目しているのは、香川のブルワリー「OHLOY BREWING(オーロイ ブルーイング)」。「澄んだ味わいで、飲んだ時はそのおいしさに驚いた。ぜひ試してもらいたい」とも。

 フードメニューは、「フリッツ マヨネーズ&マスタード」(650円~)、「お肉屋さんのご馳走(ちそう)盛り合わせ」(1種550円)など。

 営業時間は16時~24時。火曜・第1月曜定休。

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