セブン‐イレブン・ジャパン(千代田区二番町)が7月8日よりスタートしたショッピングサイト「セブン‐イレブンネット」の出足が好調だ。
既存のショッピングサイト「お取り寄せ便」「セブンドリーム・ドットコム」を集約した同サイトは、これまでの商品の受け渡しが「3日~5日後」と不確定だったのに対し、同サイトでは原則「注文後4日でお届け」とし、利用者は、指定した店舗で、送料・手数料無料で商品を受け取ることが出来る。
取り扱う商品は食品や調味料をはじめ、地域限定カップラーメンやサントリー「シングルモルト山崎25年」「シングルモルト白州」(各99,900円)などの高額商品まで、約20万点を展開。酒類は約3,000アイテムを取りそろえる。
同社ではリアル店舗とネット店舗の融合を図っており、店頭で「おすすめ商品」を掲載したチラシを配布。広報担当者は「チラシ掲載商品の売れ行きが好調」と話し、すでに完売となった商品も。店頭で商品を受け渡し、必要に応じて年齢確認を行うことで、未成年者への酒類の販売も防止する。
ニーズが多様化する中、その店舗面積からアイテム数が限定されるコンビニ業態だが、専門性や希少性の高い商品を同サイト上にそろえることでニーズに応えることができる。さらに、数量限定商品やネット限定商品、抽選販売商品を取り扱うことで、全店舗での取り扱いが難しい商品も公平に提供することが可能になる。
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