四谷荒木町の「Soba&Bar コゲボン」(新宿区荒木町、TEL 03-3351-0055)が10月17日、銀座のカレー専門店「コーヒーとカライライスの店 ニューキャッスル」とのコラボメニュー「辛来肉つけ蕎麦(そば)」の提供を始めた。
ニューキャッスルは1946(昭和21)年創業の老舗。2011年には東日本大震災の影響による地盤沈下のため一度閉店したが、当時常連客だった飯塚健一さんが3代目として秘伝のレシピを引き継ぎ、2013年に新店舗をオープンした。
「ニューキャッスルのパンチが効いたカレーとコゲボンの出汁(だし)が絶妙なハーモニーを奏でている」とコゲボン店主の松木謙介さん。今月でオープン1周年を迎えた同店「渾身(こんしん)の新メニュー」として定番化する。
「オープン当初からカレーそばをやりたい」と考えていた松木さんと、「辛来飯(カライライス)のルーはそばにも合う」と思っていた飯塚さんは、共通の友人を介して知り合い意気投合。コラボメニュー開発に向け、2人で試作を重ねたという。
松木さんは「出汁の割合が多い、いわゆるそば屋のカレー南蛮とは違う感じに仕上げた。辛来飯(カライライス)ファンの方々にも満足してもらえると思う」と自信を見せる。「ご飯が欲しいと言われそうなので、一口ライスも検討中」とも。
営業時間は18時~翌3時。日曜・祝日定休。「辛来肉つけ蕎麦」(1,400円)のみのオーダーは不可。