曙橋駅近くの靖国通り沿いに12月1日、「麺屋 西川」(新宿区住吉町)がオープンした。
席数はテーブル16席、カウンター6席。店主の西川さんは和食出身の料理人。同じく和食出身の藤田さんと同店を切り盛りするが、2人共ラーメン店で働いた経験はないという。
西川さんは「ラーメンに関しては修業もしていないので、独自のやり方。日本料理の経験から、だしの取り方には気を使い、そこは追求している。今はこってり系の店が多いが、うちはあっさり系」と話す。
メニューは、「特製牛骨麺」(1,000円)、「牛骨麺」(800円)、「特製魚介豚骨麺」(850円)、「魚介豚骨麺」(750円)、「ライス」(150円)、「小ライス」(100円)、「ビール」「ハイボール」(以上500円)、「サワー各種」(400円)。
牛骨麺は、テールやネックなどを使い、弱火で時間をかけた上品な清湯(チンタン)スープ。豚骨麺は、豚骨臭さをださないようにして、煮干し、かつお節、さば節などの魚介だしも入れた白湯(パイタン)スープ。西川さんによると、どちらかといえば牛があっさりで豚がこってりだが、他店に比べると豚骨もさっぱりしているという。
「特製牛骨麺」に載せるローストビーフには、独自のルートで仕入れた和牛肉を使う。「正直に言うと原価割れだが、1,000円以内に収めないとラーメンでないと思う。お金をかければもっとおいしいものはいくらでもできるが、それならラーメンでなくていい。こだわっていても1,000円以内で頑張りたい」と西川さん。
営業時間は、11時~15時、18時~食材がなくなり次第終了。日曜はランチ営業(11時~15時)のみ。