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飯田橋駅中央地区の再開発、本格始動へ 駅前広場や店舗ゾーンも

再開発エリアの飯田橋4丁目

再開発エリアの飯田橋4丁目

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 飯田橋駅中央地区再開発準備組合は11月30日、千代田区飯田橋四丁目および富士見二丁目の一部他(以下「飯田橋駅中央地区」)の再開発計画について、具体的な計画策定に着手したことを発表した。事業協力者は野村不動産(新宿区)。

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 すでに開発の進む飯田橋駅西口地区とアイガーデンエリアの中間に位置する同エリア。現在は飲食店や雑居ビルが立ち並ぶこの地域では、JR飯田橋駅東口と目白通りが交差する人通りの多い立地にも関わらず、広場空間がないことが長年の課題となっていた。

 同プロジェクトではまちづくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」とし、「交通機能整備」「まちづくり」「大災害時対策」の3つの視点を重視した都市開発を目指す。

 交通機能の整備としては、合理的な道路整備や駅前広場整備による安全な歩行空間の拡充、地上と地下の積極的な連結を図る。まちづくりの側面としては、駅前広場やゆとりのある歩道状空き地に面し、店舗ゾーンを計画する。

 このほか、災害対策として東京メトロ東西線の改札口とJR駅東口をつなぐ路面に沿って駅前広場「駅前プラザ」を設備。歩行者ネットワークの拠点となることを目指す。災害時には一時待機スペースにもなるという。

 現在、同エリアでは駅前広場整備のほか、JR飯田橋駅のホームを早稲田通り寄りに移転する計画や、西口駅舎を改良する計画も進行している。飯田橋駅を中心としたエリアは、今後数年の間に装いを大きく変えていく。

 工事完了は2022年度(平成34年度)の予定。

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