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DNPが生活者のアイデアを実現するプロジェクト 初回のテーマは「雑誌」

コミュニケーションスペース「ドットDNP」

コミュニケーションスペース「ドットDNP」

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 大日本印刷(新宿区市谷加賀町1)は8月7日、ウェブサイト「みらいBOX」を開設し、生活者からのアイデアの受け付けを始めた。

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 毎回テーマに沿ったアイデアをツイッター上で募集し、その実現を応援する同プロジェクト。第1弾は「こんな雑誌があったらいいな」と題して、雑誌の企画を募集する。

 同社ではこれまでも、体感型施設「ドットDNP」(新宿区市谷田町1)やウェブサイト「みらいドットDNP」を通じて生活者とのコミュニケーションに積極的に取り組んできたが、一方的な伝達になることが多く、いかにして生活者の生の声を聞くかが課題だったという。同プロジェクトでは、生活者自身が投稿したアイデアを基に企画を立ち上げることで、生活者との相互的なコミュニケーションを図ることが狙いだ。

 投稿されたアイデアは、出版業界を志す学生や、出版業界の若手が集う同社運営のセミナー「市谷の学校」と学生による出版企画コンペティション「出版甲子園」が共催するワークショップでブラッシュアップされ、優秀な企画は出版企画をメーンとするクラウドファンディングサイト「ミライメイカーズ」で実現を目指す。

 アイデアは同サイトの投稿フォームから応募できる(要ツイッターアカウント)ほか、投稿されたアイデアは同サイトの「みらいBOX近況レポート」で閲覧できる。「初回はワークショップの関係もあり、雑誌というテーマとなったが、今後は様子を見ながらいろいろな企画に取り組んでいきたい」と同社広報担当の井上さん。

 「ドットDNP」では手書きでの応募も受け付ける。募集期間は8月31日まで。

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