防衛省・自衛隊(新宿区市谷本村町)は現在、10月18日に開催される海上自衛隊の人気イベント「観艦式」の観覧希望者を募っている。
3年に1度の頻度で開催される同イベントは、海上自衛隊の艦艇による海上パレード。自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣が観閲することで隊員の士気を高めるほか、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることや国民への自衛隊への理解を深めることを目的としたイベントだ。当日は艦艇だけではなく、潜水艦や航空機などの実演が間近で見学できるほか、乗船した護衛艦の館内見学や、自衛官と交流することができる。
観覧には入場券が必要で、前回2012年度の応募倍率は約12倍というプレミアチケットに。「普段なかなか見ることができない貴重な機会なので、多くの方に足を運んでいただきたい」と海上自衛隊広報は話す。
18日の観艦式以外にも12日・15日にも事前の体験航海が可能で、同様の方法で応募受付している。そのほか、艦艇の一般公開や音楽隊の演奏なども、横須賀、横浜、木更津の各乗艦地で開催される。横浜での一般公開は今回初といい、多くの来場者が予想される。
今年の応募は8月1日より開始。応募は通常はがきのみで受け付け、詳細はホームページで確認できる。締め切りは8月31日(必着)。