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神楽坂に隠れ家フランス料理店「結喜菜」 和の雰囲気で本格フレンチ提供

小貫友寛オーナーシェフ(左)とサービス担当の井草聡史さん

小貫友寛オーナーシェフ(左)とサービス担当の井草聡史さん

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 神楽坂上交差点近くの地蔵坂に7月21日、フランス料理店「結喜菜(ゆきな)」(新宿区袋町、TEL 03-6228-1152)がオープンした。席数は、カウンター4席、テーブル8席。

同店店内

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 オーナーシェフを務めるのは、「Public House The Royal Scotsman」(神楽坂3)を経営する小貫友寛さん。「大人がゆっくりと会話もお酒も楽しみながら食事をするというのが、僕の神楽坂という街に持っているイメージ。1店舗目は路面のビアパブでオープンな雰囲気だったので、今度は神楽坂っぽい和の雰囲気で隠れ家のような店を作りたかった」と話す。

 「農家から届いた食材を料理してお客さんに喜んでもらう。そういう縁を結んでいきたい」という思いから「結喜菜」と名付けた。取り扱う食材は小貫さんの出身地である栃木県産がほとんど。「海なし県なので扱う魚は淡水魚のみ」という。

 小貫さんは16歳からフランス料理一筋、24歳で渡仏し一流ビストロでの修業経験も持つ。ビアパブで振る舞う料理を食べた客たちの「もっと手の込んだものを食べてみたい」というリクエストに応える形で今回のオープンとなった。

 主なメニューは、3日かけて仕上げる「牛ホホの赤ワイン煮込み」(1,800円)、トーストしたパン・ド・カンパーニュと一緒に供される濃厚なフォアグラの冷製「フォアグラトーション」(1,200円)、ビターチョコレートの中にあんこを入れて焼き上げたオリジナルスタイルの「ガトーショコラ」(600円)など。

 ドリンクメニューは、日替わりのドラフトビールとボトルビール、カルヴァドスで有名なデュポン社のシードル(グラス1,000円~、ボトル5,500円~)、クオリティーの高さにほれ込んで選んだという南アフリカ産ワイン(グラス800円~、ボトル5,000円~、以上税別)。その他、日本酒、果実酒、ウイスキーなども。

 「コンセプトは神楽坂の避暑地」という小貫さん。「和と洋を融合させた隠れ家でくつろいでほしい」と笑顔をみせる。

 営業時間は17時~23時30分。月曜定休。

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