惜しまれた旧・文化放送社屋、装飾の一部が新マンションの外壁に

工事が進む文化放送跡地の新マンション。写真左は四谷小学校。

工事が進む文化放送跡地の新マンション。写真左は四谷小学校。

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 2006年7月に港区・浜松町に移転した文化放送の本社社屋跡地(新宿区若葉1)で、新しいマンションの工事が進んでいる。

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 1951年に建てられ、キリスト教の聖パウロ修道会を母体とする同社屋は、ステンドグラス風の装飾が施されるなど独特の雰囲気を持ち、周辺地域からも親しまれていた。

 社屋の老朽化や地震対策、放送のデジタル化進展に伴う設備整備などを理由に港区へ本社を移すことになり、同社屋は取り壊されることに。

 1967年に同社へ入社し、現在フリーとして活躍中のみのもんたさんが「壊すのはもったいない。しゃべっていて心地よい空気感があった」と語るなど、建築雑誌にも取り上げられるほどの歴史的建造物の取り壊しをめぐっては「惜しむ声」が多かった。正面玄関の装飾の一部を新マンションの外壁として「再利用」することが決まっている。

 同マンションは7階建ての賃貸で、名前は「ランテンヌ四谷」。完成は4月30日を予定。

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