神楽坂通りに5月2日、自転車ショップ「SAKULA 神楽坂店」(新宿区神楽坂6、TEL 03-5946-8666)がオープンした。経営はオンワードホールディングス(中央区)傘下のサクラ(渋谷区)。
京都発の同社。2006年3月オープンの一文橋店(京都府向日市)を皮切りに、京都・東京・横浜に18店舗を展開する。コンセプトは「もっと身近に価値ある自転車生活」。
「仕立ての良いもの」をテーマに商品をセレクトしているという同社が最もこだわったのが「SAKULA スタンダードバイク」。日本の自転車の定番となるようにと名付けられた。フレームメーカー「東洋フレーム」監修のもと、スピードを出すことよりもストレスのない走行を追求したという。
その他、Japanブランド「thePARK」や最新の電動アシスト自転車をメーンにさまざまなアイテムを取りそろえ、オリジナルカスタムやパンク修理・盗難補償などの会員サービス、アフターケアも行う。
「神楽坂らしい店舗作りを目指したい」という大石益美店長。「神楽坂に出店できると聞いた時はとてもうれしかった」と笑顔を見せ、「コミュニティーがしっかりしていて、とても温かい印象。価値ある自転車生活というコンセプトに共感してくれる人が多そうな街」と話す。
「坂の多い土地なので、坂道を軽く、楽しく走れるようお手伝いしたい。自分自身もっとこの辺りを自転車で走って、お客さまのライフスタイルにあったすてきな提案ができれば」と意気込みを語る。「日曜日には歩行者天国となる神楽坂通りで試乗なども楽しんでほしい」とも。
営業時間は10時~20時。