曙橋駅から徒歩3分、靖国通りから路地に入ったビルの1階に4月16日、フレンチレストラン「ジュー ドゥ マルシェ」(新宿区坂町、TEL03-6380-5234)がオープンした。
店名の由来は、オーナーシェフの榎本奈緒子さんがフランス・リヨンで修業したレストランの名前。「家族のように客を迎え入れるオープンさや家庭的な雰囲気、市場のようにいつも旬の食材をおいしく提供する彼らにあやかりたくて店名をもらった」と榎本さん。
これまでフランス・リヨンの星付きレストラン「ニコラ・ル・ベック」や「レ・テラス・ド・リヨン」などの厨房(ちゅうぼう)で築いてきた技術と、「お客さまとコミュニケーションを取りながら、好みやニーズに応えられるレストランにしたい」という思いを初めての出店で形にした。店内は、セミオープンの厨房から18席あるテーブル席が見渡せるレイアウトになっている。
メニューはコースのみで、ディナー=5,800円、ランチ=2,800円、3,800円。ディナーコースは「アミューズ、前菜2皿、季節のリゾット、本日の鮮魚、肉料理にミニプリンとデザート(パン付き)、コーヒーまたはフレッシュハーブティー」。ランチコースは「アミューズ、前菜、リゾット、魚または肉料理、ミニプリンとデザート、コーヒーまたはフレッシュハーブティー」。メニューは毎月変わり、その時の旬の食材を取り入れる。
榎本さんは「フレンチが好きな方も、まだ初心者だという方も喜ばれるレストランにしたい」と意気込みを話す。5月の連休明けからはソムリエが加わり、要望があれば、1皿ごとにソムリエがセレクトしたワインの提供も。
今後、小学生未満の子ども連れ可の日を設けるなど、広く地域の人に通ってもらえる工夫も検討しているという。
営業時間は12時~13時30分(ラストオーダー)、18時~21時30分(同)。ランチは火曜~木曜定休、ディナーは第2火曜・水曜定休。