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裸のブロンズ像がレスキュー服姿に-火災予防週間に合わせ女子大生が制作

裸の状態(左)からレスキュー服を身にまとったブロンズ像(右)

裸の状態(左)からレスキュー服を身にまとったブロンズ像(右)

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 麹町4丁目交差点角にある裸のブロンズ像が11月7日、大妻女子大学(千代田区三番町)の学生が制作した「レスキュー服」を身にまとった。

大妻女子大・服部のメンバー4人

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 ブロンズ像は、麹町地区環境整備協議会が設置した現在5体のうちの1体の男児像。他の像は服を着た姿だが、この像だけ裸だったことから同協議会事務局の清水詔子さんが約10年前から季節に合わせた手作りの服を着せ始めた。

 今回のレスキュー服は、東京消防庁麹町署の依頼を受け、同大の課外活動団体「服部(ふくぶ)」のメンバー4人が制作したもの。2010年から、春と秋の火災予防週間に合わせて制作を続けている。

 レスキュー隊の制服を再現した今回は、ベージュ色の上下に帽子、靴の4点。11月9日から始まる秋の火災予防週間に先駆け、衣装の上から同週間を告知するタスキを掛け披露された。

 「画像での確認後、布選びをしたが実際の色と合わせることが少し苦労した」と話すのは服部の代表を務める金礪(かなと)さん。今回は前回と同じメンバーということもあり、前回のサイズを踏まえ微調整を行い、当日一発勝負で同像にピッタリのサイズで着せることに成功。道行くビジネスマンらが足を止め、その様子を見守っていた。

 場所は麹町駅1番出口の目の前。レスキュー服姿は11月末まで。

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