神楽坂エリア一帯で10月18日、今年で16回目を迎える秋の恒例イベント「神楽坂まち飛びフェスタ2014」が始まる。
神楽坂を中心とした広範囲で開催される同イベントは、商店会や地元企業、近隣の学校などが協力・参加する神楽坂の一大イベント。今年は11月3日まで17日間の開催で、期間中は連日、落語や展示、音楽、体験講座、復興支援企画など、伝統芸能から現代アートまでバラエティーに富んだ70のイベントが繰り広げられる。
主なイベントは、猫に仮装した人々が街を練り歩く人気企画「神楽坂化け猫パレードFINAL」(19日)、芸者衆の稽古場での「ざ・お座敷入門」(25日、チケットはすでに完売)、毘沙門天(びしゃもんてん)善國寺境内で絵画やイラスト、写真、工芸などさまざまなアーティストが作品を披露する「神楽坂アートスクエア」(26日)、神楽坂通りが700メートルのキャンバスになる最終日の名物企画「坂にお絵描き」(11月3日)など。
猫をテーマに仮装をしていれば誰でも参加できる猫型ハロウィーンパレード「神楽坂化け猫パレード」は5年目の今年が最後の開催。年々参加者の数は増え、おととしは500匹、昨年は台風の直撃により中止をアナウンスしたものの200匹の化け猫が集まり急きょミニパレードを開催した。年々参加人数が増えたことによる安全上の問題から今回を持っていったん終了するが、参加者や周辺の店や施設から存続を願う声も大きく、近い将来、別の形で復活するという。
各イベントの詳細はホームページとパンフレットで確認できる。パンフレットは神楽坂周辺で配布しているほか、ホームページからもダウンロード可能。11月3日まで。